東北電力が申請していた家庭向け規制料金の値上げについて、経済産業省は19日に6月1日からの値上げを正式に認可しました。
経産省の認可を受け、東北電力は6月1日、家庭向けの規制料金を平均で25.47%引き上げます。
一般的な家庭のひと月当たりの料金は2110円値上がりして、1万142円になります。
家庭向けの規制料金の値上げが認可されるのは、東日本大震災後の2013年以来です。
東北電力は2022年11月、燃料価格の高騰などを理由に平均で32.94%の値上げを申請しましたが、その後の燃料価格の値下がりを踏まえて値上げ幅を縮めて、再び申請していました。
経産省の認可を受け、東北電力は「引き続き徹底した経営効率化を図り、少しでも負担軽減につながるよう取り組む」とコメントしています。