国際的な防災指針「仙台防災枠組」の中間評価を話し合う会合が、アメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれ、仙台市の郡市長が演説しました。
「仙台防災枠組」は災害のリスクを減らすために、2015年から2030年までに各国が取るべき行動を示した指針で、仙台市は地方自治体として初めて「中間評価」を行いました。
【郡仙台市長】「今回中間評価の取組みにおいて、自治体ならではの細かいデータの項目や所在を確認できたことには、大きな意味がある。他の地域においても、同様の評価分析に取り組まれることを期待している」
郡市長は19日に国連本部で行われた会合でパネリストとして演説し、震災遺構を活用した学校での防災教育や、市民参加型の防災フォーラムなど、仙台市の取り組みを紹介しました。