トラブルが相次ぐマイナンバーカードについて、仙台市の郡市長は国に対し制度への信頼の回復を求めました。
仙台市によりますと、5月からの2カ月間でマイナンバーカードの返納が858件ありました。大半は「国外転出」や「破損」などが理由です。
このうち、49件は「不備が多すぎる」「個人情報への不安」など、マイナンバー制度に対する不信感などが理由でした。
郡仙台市長「マイナンバー制度が動き出している中で、不安な気持ちは分かる。信頼の根幹を揺るがすことがないように、国にはしてもらいたい」
マイナンバーの総点検について、河野デジタル大臣は8月上旬に中間報告と対策を取りまとめる方針を示しています。