東京電力福島第一原発の2回目の処理水放出が迫る中、国産の水産物を支援するため農林水産省の食堂で東北の海産物を使ったメニューが提供されています。
東京・霞が関の農林水産省にある食堂では、中国の輸入規制で影響を受けている国産水産物の国内消費を促すため、東北の海産物を使ったメニューが提供されています。
宮城県や福島県の魚のほか青森県のホタテが使われていて、外務省や法務省など他の省庁の食堂でも提供されます。
「省でホタテを1人5粒食べましょうという話もあったので、一助になるかなと」
処理水の放出をめぐっては、東京電力が風評被害を受けた事業者への賠償の受け付けを2日から始め、宮城県石巻市に新たな相談窓口を設けました。
相談窓口の予約は0120−925−097で、平日の午前9時から午後5時まで受け付けています。