宮城県の多くの企業で2日、2024年春に入社予定の大学生などの内定式が行われました。

 東北電力と東北電力ネットワークの内定式は、仙台市青葉区の東北電力本店で開かれました。

 2024年春の内定者は103人で、2023年度より26人減りました。

 東北電力の砂子田智副社長はあいさつで、顧客情報の不正閲覧の不祥事や電気料金値上げなどについて触れ「お客様や社会から当社を見る目は厳しさを増している。自覚を持って行動するようお願いする」と述べました。 宮城県角田市ではアイリスグループの内定式が行われ、アイリスオーヤマの大山晃弘社長は「国内外の様々な社会課題の解決に果敢にチャレンジしてほしい」と祝辞を述べました。

 2023年は専門職候補の採用を初めて行い、商品開発を担う技術職やマーケティング、英語に精通した人材の採用に力を入れたということです。2024年度の採用は320人となりました。

 内定者「積極的に行動しながらも周りの方との輪を大切に、海外にもアイリスグループの商品を届けていけたらなと思っております」