優れた温暖化対策に取り組む団体を表彰する宮城県の制度で、温泉リゾートを運営する「一の坊」が最優秀賞に選ばれました。
「みやぎゼロカーボンアワード」は、脱炭素社会を実現するため優れた取り組みを広めようと宮城県が2019年度に始めたもので、2023年度の表彰式が16日仙台市青葉区で行われました。
最優秀賞に選ばれたのは、県内で温泉リゾートを手がける「一の坊」です。
あふれたお湯の熱を浴槽の保温に再利用したり注文式のビュッフェで食材ロスを減らしたりしている点が評価されました。
一の坊・高橋弘行社長「チームでつくっていくものなので、時間をだいぶかけてやっていますので、非常に報われた気持ちで大変うれしいです」
優秀賞にはミツバチの飼育や県産木材の利用などに取り組む4つの団体が選ばれました。