お釈迦様の誕生日を祝う「花まつり」が仙台市青葉区の寺で行われました。

 青葉区にある伊達家ゆかりの寺、龍宝寺では、4月8日のお釈迦様の誕生日に合わせて毎年花まつりを行っています。

 6日は2歳から8歳の子どもたち24人が平安時代の衣装を着て烏帽子や冠をかぶり境内を練り歩く稚児行列が行われました。

 また子どもたちは、仏教でもっとも神聖とされる白い象の上に祀られたお釈迦様に甘茶をかけ、けがや病気がないよう手を合わせていました。

 参加した子ども「衣装もかわいくて甘茶をかけるのも楽しくて、来てよかったと思った。幸せでいられますように」

 この行事は昭和30年ごろから70年以上続けられていて、主催者は「子どもたちの健やかな成長を願いこれからも春の行事として続けていきたい」と話していました。