3月10日から宮城県石巻市の鮎川港を拠点に行われていた今季の商業捕鯨は水揚げがないまま操業を終えました。今後は北海道に拠点を移して操業します。

 23日朝、石巻漁港では2隻の捕鯨船が家族などに見送られ北海道に向けて出港しました。

 鮎川港を拠点とする今季の商業捕鯨は3月10日に始まりましたが、強風や雨などのため操業は1日しかできず捕獲はありませんでした。

 今後は根室を拠点に4月1日から操業を再開するということです。

 鮎川捕鯨伊藤信之社長「(北海道の)オキアミを食べて、色のいい脂の乗ったクジラがたくさん出回ると思いまので、ぜひとも楽しみにしてください。」

 ミンククジラ漁は漁獲枠の142頭を上限に11月頃まで行われます。