宮城県石巻市の市営牧場で、2年ぶりに牛の放牧が始まりました。広々とした牧草地で運動することでストレスを解消し、健康増進や安産につなげます。

 17日朝、石巻市の河北上品山牧場には、石巻市の9軒の畜産農家から繁殖用の黒毛和牛の雌29頭が運び込まれました。

 牛たちは予防接種や体重測定を受けたあと牧草地に放たれ、広々とした敷地内を気持ち良さそうに駆け回っていました。

 河北上品山牧場は、2023年に給水管の破損のために牛の受け入れを休止していて、2年ぶりの再開となりました。

 畜産農家「こういう所で、夏場好きなだけ草が食べられるので牛にとってものびのび過ごせると思います」

 放牧は10月25日まで行われます。