楽天イーグルスは12日も巨人と対戦、1回打者一巡の猛攻で逃げ切り勝ちし5カード連続勝ち越しで勝率も5割に復帰、交流戦初優勝が近づく大きな1勝です。

 交流戦で勢いに乗っている打線は1回からつながりました。

 まずは辰己のレフトへのタイムリースリーベースで先制すると、続く鈴木大地は初球を叩き、連続タイムリーで完全に流れを引き寄せます。

 更にチャンスを広げフランコも初球を叩き打球はレフトスタンドへ飛び込む2号スリーラン。

 積極的なバッティングで打者一巡、7安打5点を奪います。

 援護をもらった先発の内は、4回までに2点を返されますが、鋭く落ちるスプリットに

伸びのあるストレート。6回2失点と試合を作ります。

 試合は終盤までリードを保ったまま進みますが、9回に抑えの則本が2アウト1塁2塁のピンチを招くと、泉口の2点タイムリー2ベースで1点差に迫られてしまいます。

 この後2アウトランナー3塁となりましたが、丸をセカンドゴロに打ち取りゲームセット。

 4月2日以来の勝率5割復帰で、5カード連続勝ち越しです。

 楽天交流戦の首位をキープし、2位ソフトバンクとのゲーム差は2に広がりました。

 最短の場合、14日の広島戦で交流戦初優勝の可能性があります。