自民党は5月分までで打ち切った電気とガス料金の補助を8月分から一時的に再開する緊急提言案をまとめました。ただ、党内からは「唐突感がある」など異論も出ました。

 岸田総理大臣は酷暑を乗り切るための対策として8月分から3カ月間、電気・ガス料金の補助を再開する方針を打ち出しています。

 これを受けて自民党は会議を開き、この方針について協議しました。

 出席者からは「唐突感がある」「一度、補助金をやめたのにすぐに再開するのは行き当たりばったりだ」などと岸田総理の突然の表明に疑問を呈する意見が出ました。

 執行部側は「あくまで酷暑対策が今回の目的だ」として方針に理解を求め、最終的に了承されました。