パキスタン北部のカラコルム山脈で登山をしていた64歳の日本人男性が下山中に滑落し、死亡しました。

 現地メディアによりますと、パキスタン北部にある標高約7000メートルのスパンティーク峰で3日、登山に訪れていたオオニシ・ヒロシさんが死亡しているのが確認されました。

 オオニシさんは他の日本人らとともに登頂しましたが、2日に下山していた際に氷の裂け目に滑落したということです。

 翌日、救助隊が現場に向かいましたが、オオニシさんは遺体で見つかりました。

 スパンティーク峰では先月にも登山中の日本人男性2人の行方が分からなくなり、1人の死亡が確認された後、捜索が打ち切られています。