ヨーロッパを中心に極右政党が躍進するなか、国連人権高等弁務官が警戒感を示しました。

トゥルク国連人権高等弁務官 「歴史は教えている。特にヨーロッパでは。他者を中傷したり、攻撃したりすることはさらに悪いことが起きる前兆だと」

 トゥルク人権高等弁務官は、ヨーロッパを中心に極右政党が台頭していることをふまえ、「移民や難民などのマイノリティーを憎悪の対象とすることに警戒する必要がある」と指摘しました。

 フランスでは先月、国民議会選挙の第1回投票で、移民規制の強化などを訴える極右政党が最も支持を集め、今月7日には決選投票が予定されています。