ウクライナ中部のドニプロでロシア軍のミサイルとドローンによる攻撃があり、これまでに5人が死亡しました。

 州知事などによりますと、ウクライナ中部のドニプロで3日、商業施設や病院などがミサイルとドローンの攻撃を受け、少なくとも5人が死亡し、53人がけがをしました。

 また、2つの学校と3つの幼稚園で窓ガラスが割れたということです。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は「テロだ」と非難し、防空システムと長い射程の兵器の必要性を改めて強調しました。

 一方、ロシアのタス通信は、ロシアが支配するエネルホダル市で3日、ザポリージャ原発近くの変電所がウクライナ軍のドローン攻撃を受け、従業員8人がけがをしたと伝えました。

 攻撃で市内のほとんどが停電と断水になったと報じています。