旧優生保護法を巡る最高裁での違憲判決を受け、岸田総理大臣は「真摯に反省し、心から深くおわび申し上げる」と述べ、賠償を速やかに行う考えを示しました。

岸田総理大臣 「私自ら、皆さまにお会いをして、今までのつらいご経験、思いを伺わせていただき、私から反省とおわびの言葉を直接、お伝えしたいと思っております」

 岸田総理は障害などを理由に不妊手術を強制することは「あってはならない人権侵害だ」と述べ、判決内容を精査して補償のための新たな立法措置を急ぐ考えを示しました。

 係争中の訴訟についても今回の判決をふまえた対応を検討するとしています。

 また、月内に原告を含む当事者らと面会する方針です。