自治体や企業から業務委託されていた会社のサーバーがサイバー攻撃を受けた問題で、愛知県豊田市は、延べおよそ42万人分の個人情報が流出したと発表しました。

 京都市にある情報処理サービス会社「イセトー」は5月、自社のサーバーやパソコンがランサムウェアによる被害を受けました。

 豊田市によりますと、今月2日に「イセトー」から報告があり、市が調べたところ、納税や保険料に関する通知書に記載されている名前や住所などの個人情報、延べおよそ42万人分の流出を確認したということです。

 市は、流出した情報が悪用されたという報告はないとしていて、コールセンターを設置し相談を受け付けるとしています。

 イセトーを巡っては、和歌山市や徳島県などでも個人情報の流出が確認されています。