障害の発生から4日が経っても、アメリカ各地の空港では、依然として多くの乗客が足止めされています。

 特に影響が深刻なデルタ航空では、22日も300便以上が欠航し、通常の運航に戻るめどは立っていません。

 障害の原因となったセキュリティーソフトを手掛ける会社は「大部分の端末が復旧した」と説明していますが、影響が完全に解消するには時間がかかる見通しです。

 航空業界を中心に巨額の損失が発生しているとみられ、アメリカのCNNは「1600億円を大きく超える」という見方を伝えています。

(「グッド!モーニング」2024年7月23日放送分より)