22日の日経平均株価は、終値で4万円の大台を割り込み、およそ1カ月ぶりの安値となりました。4日続けての下落は、今年初めてです。

三井住友DSアセットマネジメント 市川雅浩氏 「バイデン氏撤退でもトランプ氏優勢の状況に変わりはないとの見方が材料になり、米中対立が深刻化して、半導体企業の業績に影響が生じる恐れがあるという見方が、この背景にあるように思われます」

 こうした下げは、いつまで続くのでしょうか。

市川氏 「おそらく今の状況ですと、3万9000円台で値固めをして、4万円回復の材料を持つという流れになるのかなと。アメリカの方では、企業決算が始まっていますので、大手のハイテク企業とかに半導体の堅調な需要が確認されれば、日経平均が反発するシナリオも、十分考えられると思います」

 週明けのニューヨーク株式市場は、ハイテク株が多いナスダック総合指数が大きく反発しました。これを受けて、日経平均先物も夜間取引で390円上昇しています。

(「グッド!モーニング」2024年7月23日放送分より)