自民党の小泉進次郎元環境大臣は、来月下旬に行われる予定の総裁選挙について「党が生まれ変わるきっかけをつくる場にしなければいけない」と強調しました。

小泉元環境大臣 「本当に生まれ変わった自民党のようなきっかけをつくることができるのかというのは、一人ひとり誰もが考え、そして論争をして、国民の皆さんに信頼回復につなげていけるような、そんな場にしなければいけない」

 一方で、小泉氏は自身の出馬については言及しませんでした。

 総裁選を巡っては、中堅・若手を中心に「世代交代するべき」との意見が出ています。

 なかでも、小泉氏や小林鷹之前経済安保担当大臣に期待する声が上がっていて、2人の動向に注目が集まっています。

 小林氏は11日、民放の報道番組で、総裁選への出馬について問われ「今は政治家としての力を高めることに尽きる」と述べるにとどめました。