宮城県石巻市の大川地区で、震災で被災した地域の町並みを再現した「ふるさとの記憶模型展」が開かれています。

 この模型展は、震災の津波で被災した大川地区のかつての町並みや記憶を後世に伝えようと、地区の住民や神戸大学の学生などが開きました。

 会場には500分の1の大きさで復元した地区の模型が展示され、お盆などで県内外から訪れた人たちが震災前の町並みを見つめ写真に収めるなどしていました。

 来場者(千葉から)「この家が全部ないんだなって思うと、ちょっとなんか言葉がないですね。」

 来場者(東京から)「こういう町並みだったんだなってこと、後世にも伝えるためには必要だと思いますので、(展示は)すごく立派なものだと思います。」

 模型の展示は18日まで行われています。なお12日は台風の影響で臨時休館となります。