アメリカのトランプ前大統領は、大統領に返り咲いた際の経済政策として、他国からの輸入品に10%から20%の関税を課す可能性を示唆しました。

 トランプ氏は14日、南部ノースカロライナ州で演説し、「長年にわたり私たちから金をむしり取ってきた外国に対して10%から20%の関税を課すつもりだ」と表明しました。

 これまでは2期目の公約として原則10%の関税をかけると訴えてきましたが、より高い関税を示唆することで労働者を中心とする支持層の拡大を狙う思惑がありそうです。

トランプ氏 「ハリス氏の笑い声はどうした?ここ1週間、聞いていないぞ。彼女が姿を見せないからだ。あれは狂人の笑いだ。いいかい?クレイジーなんだ。彼女は狂っている」

 トランプ氏は、民主党のハリス氏について、「知性がないから記者会見に応じない」などと個人攻撃を繰り返しました。

 共和党内からはハリス氏への個人攻撃は逆効果だとして、トランプ氏に対して戦略の見直しを求める声が高まりつつあります。