公設秘書の給与を国からだまし取った疑いが持たれている広瀬めぐみ氏が15日午前、議員辞職しました。

 広瀬氏は午前9時半ごろ、参議院に「議員辞職願」を提出し、許可されました。

 広瀬氏は、おととしから去年にかけて公設第二秘書として届け出ていた人物の勤務実態がなく、国から給与をだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部の捜査を受けていました。

 関係者によると、国からだまし取った給与は数百万円に上るとみられます。

 広瀬氏はコメントを発表し、「事務所の経費捻出のため、秘書給与から資金提供を受けたことは事実だ」としたうえで「軽率な行為だったと反省している」と述べています。