公設秘書の給与を国からだまし取った疑いを巡り、広瀬めぐみ参議院議員が東京地検特捜部の任意聴取に対して秘書の勤務実態がなかったことを認める説明をしていることが分かりました。

 広瀬議員は、おととしから去年にかけて公設第二秘書として届け出ていた人物の勤務実態がなく、国から給与をだまし取った疑いがあるとして先月、特捜部の捜索を受けました。

 その後の関係者への取材で、広瀬議員が特捜部の任意聴取に対して公設秘書の勤務実態がなかったことを認める説明をしていることが分かりました。

 国からだまし取った給与は数百万円に上るとみられます。

 特捜部の捜索を受け、広瀬議員は自民党を離党しています。