ドイツで開催されていた野外音楽フェスティバルの会場で、観覧車のゴンドラが炎上し、30人以上が病院に搬送されました。

 ドイツメディアによりますと、ドイツ中部のライプチヒ近郊で17日夜、音楽フェスティバルの会場で運行されていた観覧車のゴンドラ1台が炎上し、隣のゴンドラにも燃え移りました。

 この事故で、30人以上が病院に搬送され、うち4人がやけどをしたほか、1人が転落して、けがをしたということです。

 重傷者が2人いるものの、命に別状はありません。

 火災が起きた当時、最大144人乗りの観覧車はほぼ満席で、ゴンドラが地上に到着して乗客が入れ替わる際に、何らかの原因で火が出たということです。

 地元の警察は、「たばこか花火か、ケーブルの火災でゴンドラに火が燃え移った可能性がある」と発表しています。

 現場となった野外音楽フェスティバル「ハイフィールド」は、16日から18日までの3日間で合わせておよそ3万人の観客が参加し、事故の後も引き続き開催されました。