仙台市で9月に開催される定禅寺ストリートジャズフェスティバルは2024年、ストリートピアノや天候を気にせずに楽しめる会場など新しい取り組みが計画されていて、クラウドファンディングで協力を呼び掛けています。

 毎年9月に開催される仙台の秋の風物詩、定禅寺ストリートジャズフェスティバルは2023年、4年ぶりに参加者や来場者の制限が無くなる通常開催となり、2日間で55万人が訪れました。

 定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会担当者「前年はコロナ前と比べてステージの数は半分でしたがいただいた募金箱への寄付の額は過去最高でございました。楽しみにして下さっていると感じまして、どんどん新しい企画にも挑戦して魅力的な音楽祭にしていかなければならないなと」

 2024年は9月7日と8日に開催され、新たな試みとして街角3カ所へのストリートピアノ設置と、天候を気にせず楽しめるホールでの特別企画を計画し、クラウドファンディングで協力を募ることにしました。

 定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会担当者「ピアノの設置場所は屋内の屋根のある場所、冷房の効いている場所を想定していまして、暑さ対策にもなりますしもちろんホール会場も暑さ対策になるかなと考えております」

 上野比呂企アナウンサー「クラウドファンディングでは4000円以上の寄付金に対して、金額に応じて返礼品が用意されています。クリアファイルや手ぬぐい、ステッカーなどで、最も人気はTシャツだそうです。現在、デザイン考案中だということです」

 クラウドファンディングの募集期間は7月26日までで、目標額は120万円です。詳細は公式ホームページで確認することができます。

 定禅寺ストリートジャズフェスティバル協会担当者「皆さんに気軽に広く快適に音楽を楽しめる2日間が作り上げられると思いますので、是非とも皆さん楽しみにご支援いただければ幸いでございます」