ガザ地区の停戦交渉を巡り、ネタニヤフ首相と会談したアメリカのブリンケン国務長官がイスラエルが停戦案を支持することを確認したと明らかにしました。

 ブリンケン国務長官は19日、エルサレムでネタニヤフ首相と3時間にわたって会談しました。

 終了後の会見で、アメリカが提示した新たな停戦案について「ネタニヤフ首相が支持することを確認した」と明らかにしました。

 そのうえで、この案を受け入れるのは「ハマスの義務だ」とも語りました。

 今後、停戦に向けた働き掛けをするため、仲介するエジプトとカタールを訪問することも明らかにしました。

 一方、ネタニヤフ首相は今週予定されている協議に交渉団を派遣すると約束したということです。

 ブリンケン国務長官は会談の直前に、人質を解放するための「最後のチャンスになるかもしれない」と危機感を示していました。