ガザ地区を巡る停戦交渉の協議が仲介するカタールで再開されます。協議が不調に終わればイランなどがイスラエルに攻撃をする可能性も出てきています。

 停戦や人質解放の交渉はアメリカ、エジプトなどが仲介する形で、15日にカタールの首都ドーハで再開されます。

 イスラエルのネタニヤフ首相は交渉団の派遣を承認しましたが、ロイター通信によりますと、ハマスは協議に参加せず、その後、仲介国の担当者と交渉するということです。

 また、ハマス最高指導者の殺害で後ろ盾となっているイランが報復を宣言するなか、イラン高官が「攻撃を阻止できるのは停戦協議での合意だけだ」と述べたとも伝えています。

 協議が不調に終われば、イランなどがレバノンの「ヒズボラ」などとイスラエルを直接攻撃する可能性が高まっています。