兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などに関する県職員へのアンケートで、約4割の職員が「実際に見た」などと回答していることが分かりました。

 兵庫県の元幹部職員(当時60歳)が作成した斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した文書について、百条委員会は県職員へのアンケートを実施しました。

 関係者によりますと、5日の時点で集まった4568人分について県がまとめた中間報告で、「実際に知事のパワハラを見たり聞いたりしたことがある」と回答した職員が38.3%に上ることが分かりました。

 アンケートの中間報告は23日の百条委員会の承認を経て公表される見込みです。

 30日の委員会には、知事が証人として出頭する予定です。