自民党の総裁選挙を巡って稲田幹事長代理ら女性議員が会合を開き、「女性閣僚30%以上を目標とする」ことなどを盛り込んだ提言を取りまとめました。近く立候補者に提出する考えです。

自民党 稲田幹事長代理 「今回もうすでに出馬をされている皆さん方のなかで、まだ女性活躍について、自民党の女性の議員をどのように増やしていくか、あまり言及がないように思います」

 稲田幹事長代理が共同代表を務める自民党の「女性議員飛躍の会」は国会内で会合を開き、10人の女性議員が出席しました。

 提言では「総裁選での大きなテーマにしてほしい」として、次の衆議院選挙で女性国会議員の割合を30%以上にするための具体策を講じることなどを求めています。

 また、候補者の一定の比率を女性に割り当てる「クオータ制」の賛否や婚姻後の「氏」に関する考え方などについて候補者にアンケートし、党員投票の参考にしてほしいとしています。