台風10号はこれまでに記録的な大雨をもたらしています。1日も関東や東海を中心に大雨に警戒が必要です。

 台風10号は午前3時現在、東海道の沖合を東に進んでいます。

 今後、向きを北に変えて、午後には再び東海付近に上陸する見通しです。

 台風10号はこれまで、各地に平年の8月一カ月分を大きく上回る雨を降らせてきました。

 72時間に降った雨の量は神奈川県小田原市で初めて500ミリを超えるなど、17地点で観測史上1位の大雨になっています。

 線状降水帯は、鹿児島県や三重県など先月28日から31日まで、合計7回発生しています。

 今月1日も東海や関東を中心に激しい雨が降るとみられ、2日朝にかけてさらに100ミリ以上の大雨が降る予想です。

 土砂災害や河川の増水に警戒が必要です。