不具合や欠陥などで製品を回収するリコールが実施された後に火災などの製品事故が起きるケースが多いとして、注意を呼び掛けています。

 NITE=製品評価技術基盤機構によりますと、リコール後に起きた事故で人的被害が出るなどした重大なものは、去年までの5年間で558件ありました。

 具体的には、ハンドル操作ができなくなる恐れがあるとしてリコールとなった電動アシスト自転車で、走行中にハンドルにロックが掛かり、転倒したケースがありました。

 他にもリコール対象のノートパソコンが発熱して出火したと推定される事故も起きています。

 NITEは製品を購入する時にユーザー登録をすることや、メールなどのリコール情報を見逃さないようにするなどの注意を呼び掛けています。