台風10号の上陸を受け、岸田総理大臣は松村防災担当大臣や木原防衛大臣など関係閣僚を集め、住民の事前避難の支援に万全を期すように連携して対応することを指示しました。

岸田総理大臣 「人命第一の方針のもと、地方自治体と緊密に連携をしながら、国民への情報提供や危険が予想される地域における事前避難の支援等に万全を期すとともに警察、消防、自衛隊を中心に災害即応体制を保持して下さい」

 岸田総理は松村大臣をトップとする特定災害対策本部に対して「国民に対する情報提供を適時的確に行うこと」「自治体と緊密に連携し、住民の避難支援など事前の対策に万全を期すこと」「政府一丸となって災害応急対策に全力で取り組むこと」の3点を指示しました。

 そのうえで、台風10号の動きが遅く「影響が長引くことが予想される」として、緊張感を持って対応にあたるよう閣僚らに求めました。