女川原発で重大事故が起きた際に避難してきた車両の放射線量の検査場所について、宮城県などが9月から改修工事を行うことになりました。

 改修工事を行うのは、東松島市の鷹来の森運動公園など3カ所です。

 女川原発で事故が起き原発から5キロから30キロ圏内の住民が避難する際、車や人の放射線量の検査場所になっています。

 鷹来の森運動公園では、2億円以上をかけて公園の出入口を増やすほか、砂利の駐車場の舗装などを行います。

 改修によって1時間に400台だった車の検査台数が、600台まで増える予定です。 東松島市防災課阿部義信課長「今回の工事で万が一の際には市民の方が検査等がスムーズにできるよう万全に進めてまいりたいと思っています」

 改修工事は、2025年3月までに完了する予定です。