台所で食器を洗う女性に、まさかの事態が。

■“轟音”と“閃光”食器洗い中に落雷か

 中国南部の広西チワン族自治区で撮影された映像。轟音とともに閃光(せんこう)に包まれるキッチン。女性は吹き飛ばされ、皿などが飛び散ります。

 女性を襲ったのは、なんと落雷でした。

 この日、中国では南部を中心に大荒れの天気に…。広西チワン族自治区でも、雷雨への警戒が呼び掛けられていました。

 幸いにも女性にけがはありませんでしたが、なぜ室内にいたにもかかわらず、落雷の被害を受けたのでしょうか。

 専門家によると、水道管や排水管など金属製のパイプを伝って雷が室内まで侵入したのではないかということです。

■小型機が緊急着陸 近くに走る車も

 目を疑う光景は、遼寧省・大連の道路でも。

 画面左から小型飛行機が現れ、中央分離帯付近に不時着。その瞬間がドライブレコーダーに記録されていました。

 すぐ近くには走行中の車が。あわや衝突という状況でした。

 現地メディアによると、飛行機はパイロットの養成などを行う地元企業のもの。この日も教官と学生の2人を乗せて訓練をしていましたが、飛行中にエンジンが故障し、不時着したといいます。

 乗っていた2人を含めて、この事故でのけが人はいませんでした。

■道路が突然8m陥没 女性が行方不明

 マレーシアでは、観光客の女性がまさかの事故に巻き込まれました。

 首都クアラルンプールの路上。歩いていた女性の足元が突然崩れ、穴の中へ。そばのベンチに座っていた人も危うくのみ込まれそうになります。

 女性が落ちた穴は深さ8メートル。内部を水が激しく流れていて、消防が駆け付けた時には、すでに女性の姿はありませんでした。

 現場は観光客にも人気の繁華街。女性はインドから家族や友人らと旅行中で、翌日、帰国する予定だったといいます。

現地の警察幹部 「穴はかなり深いが、状況が許せば、救助隊全員の力を借りて彼女を発見できるだろう。そうなることを祈ろう」

 夜を徹しての捜索活動が続けられましたが、事故からまもなく1週間、女性は今も見つかっていません。

現地の消防幹部 「今、隊員を穴の下に行かせるのはリスクが大きすぎる」

 実は、周辺では新たに道路の陥没が発生。地盤が不安定になっているとみられ、捜索に支障が出ているということです。