働く人の心身の健康の重要性が高まるなか、移動式の瞑想(めいそう)施設が東京・大手町のビジネス街に設置されました。

 トラックの荷台に設置された瞑想室は、リラックスできる最適な状態を保てるよう、照明や香り、音などがプログラムで制御されています。

 心拍数や呼吸数などを測定して瞑想の達成度を点数化し、効果を検証するということです。

体験した人 「最初は不思議な空間だなと思ったけど、やってみると色んな仕掛けがあって、瞑想してすっきりした気がします」

 実証実験は大手町で今月13日まで、17日からは日本橋で行われ、来年の事業化を目指します。

 大手町には企業がシェアする休養室が設置されるなど、働く人たちのメンタルヘルス対策が進んでいます。