東京・港区のビルの解体現場で、落下した外壁が直撃した男性警備員が搬送先の病院で死亡しました。

 2日の午前9時半前、港区芝大門のビルの解体現場でコンクリート製のビルの外壁が何らかの理由で落下し、歩道で歩行者の交通整理をしていた男性警備員に直撃しました。

 男性は足立区に住む横山雅則さん(67)で、頭から血を流して意識不明の状態で病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。

 一緒に作業をしていた警備員によりますと、事故当時、工事の際に出たごみなどを拾っていた際にコンクリート片が男性に直撃したということです。

 現場で風は吹いていなかったということで、警視庁は外壁が落下した原因などを調べています。