自宅で乾燥大麻を所持していた罪に問われ、2023年9月に懲役6カ月、執行猶予3年の有罪判決を受けていた俳優の永山絢斗さんが所属事務所を退社し、独立することを発表しました。

 永山さんの所属事務所は2024年9月2日、公式サイトで「本日は、永山絢斗さんが弊社との専属契約を満了し、2024年8月31日をもちまして円満に退社する事になりましたので、そのご報告をさせていただきます。皆さまにご迷惑とご心配をかけた2023年の夏から、早いもので一年以上の年月が過ぎました。絢斗さんにはとても長い時間だったように我々からは思われましたが、この間の絢斗さんは、深く深く反省をしながらも、自分自身を見つめ直す事を忘れず、日々を大切におくっていたようにも見えました。そんな本人の希望に賛同し、弊社からの独立となった次第でございます」と発表しました

 永山さんも所属事務所の公式サイトで「私、永山絢斗は2024年8月31日をもちまして17年間お世話になりました株式会社パパドゥを離れ、今後は一個人としてお仕事をお受けして参りますことをご報告いたします。一滴の水が川になるかのように、長きに渡って育ててくださった関係各社の皆様、株式会社パパドゥの皆様、本当にありがとうございました。中でも、引き続き今日まで様々な形で個別に応援してくださった多くの皆様には心より感謝いたします。この一年間、皆様からの心のこもったメッセージやお手紙は私の胸に深く深く響き、何度も救われました。このように大きな力を与えていただいた皆様にいつか恩返しができるよう、これからも日々精進して参ります」とつづっています。

 永山さんは2007年に俳優デビュー。2011年には初主演映画「ソフトボーイ」で第34回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞していました。