宮城県大郷町のスポーツパーク構想について、大郷町は住民投票を行うための条例案の内容について議会に説明しました。
スポーツパーク構想は、台風で被災した大郷町粕川地区にサッカー場や宿泊施設を整備して、運営を京都市の企業スポーツXが担います。
構想をめぐっては議員から計画を疑問視する声が上がっていて、これまでの議会で用地取得費用などの関連予算案が二度にわたり認められませんでした。
5日の町議会で、町が提出した住民投票を行うための条例案について内容が説明されました。
住民投票は18歳以上が投票権を持ち、構想への賛否を二択で選んでもらうとしています。実施は条例の施行日から90日以内です。
田中学大郷町長「否決になろうが賛成になろうが、この事業をどのようにして今後目的達成するためにどうするかというのは、町民とともに考えて参りたいと」
条例案は6日の町議会で採決されます。