仙台空襲で焼失した「仙台城大手門跡」の発掘調査の成果が一般に公開されました。
仙台市は仙台城大手門の復元に向け去年から発掘調査を行っていて、これまでに柱を支える礎石跡などが見つかっています。
今年新たに別の礎石跡1カ所と、水を排水するための雨落ち溝の一部が見つかり30日一般に公開されました。
訪れた人「興味深かったです。歴史を目の当たりにしたような感じ」「大手門の歴史とかいっぱい知れました」
仙台市文化財課 長谷川蔵人課長「今回の礎石跡を加えることによって、より原位置を確定する精度が高まったという意味があると考えています」
発掘調査は来年以降も行われ、復元は伊達政宗公の没後400年にあたる2036年を目標としています。