ベガルタ仙台は12月1日、アウェーでV・ファーレン長崎とJ1昇格プレーオフ準決勝を戦います。森山監督は、攻撃力のある相手に対し2対1で勝利したいとプランを明かしました。

 ベガルタは約3週間、プレーオフ準決勝の長崎戦に向けて調整を続けてきました。

 6位でリーグ戦を終えたベガルタがプレーオフ決勝に進出する条件は、勝つことのみです。

 今シーズン限りでの退団が発表された中山仁斗も、静か闘志を燃やします。

 中山仁斗選手「離れるのはちょっと寂しい。サッカーをやめるわけではないので、ポジティブな気持ちとちょっと寂しい気持ち。僕らは引き分けだと敗退。点を取ることは僕に求められていると思うので、出場したら貪欲に狙う」

 プレーオフ準決勝は、10月に長崎市に誕生したピーススタジアムです。約2万人収容のサッカー専用スタジアムで、売店などがあるコンコースやテラス席などからも観戦することができます。

 3位長崎の特長は、新しいスタジアムと攻撃力です。総得点はリーグ1位74点です。 マテウス・ジェズスなど4人の外国籍選手が原動力です。

 ベガルタ仙台森山佳郎監督「かなり良い雰囲気のスタジアムと聞いてます。外国籍選手4人が55点と僕らの総得点くらい。選手には1点くれてやれと。前回も前々回も2点ずつ取れているので、自信を持って2点取りに行く。2対1で勝つのが望むゲーム展開で、2点をどうやって取るか、確立を上げる努力をしながら長崎に向かいたい」