日本も参加するTPP(環太平洋経済連携協定)にヨーロッパで初めてイギリスが加盟したことについて、林官房長官は「非常に意義深く加入を歓迎する」と述べました。

林官房長官 「英国の加入はCPTPPの意義がアジア太平洋地域を超えてさらに拡大していく、非常に意義深いものであり英国の加入を歓迎をいたします」

 林長官は「TPPは高い水準の新たな共通ルールを維持し、世界に広めていく意義を有している」と述べました。

 そのうえで、経済的威圧やサプライチェーンの強靭(きょうじん)化などを挙げ、「引き続き議論をリードしていく」と強調しました。

 イギリスの加盟でTPPは12カ国になり、世界のGDP(国内総生産)の約15%の経済圏に拡大することになります。