13日、福井県美浜町の定置網に掛かったのは、およそ1万本の寒ブリです。
大漁の目安は一日500本の水揚げですが、一つの網だけでその20倍にも上りました。
日向定置網組合 高橋武一組合長 「今すごいペースで進んでいます。今のところ去年の3倍ぐらいの金額になった」
昨シーズンも大漁で、歴代最高となる5万本を超えるブリの水揚げがあった漁協。
今シーズンはそれをはるかに上回るペースで、すでに2万6000本が水揚げされています。
高橋組合長 「大漁で活気づいて、つらさなんか忘れて吹き飛んで、うれしい悲鳴で頑張って乗っています。みんな意気揚々としています」
しゃぶしゃぶにしても、焼いてもおいしい旬の寒ブリ。なぜ、これほど獲れているのでしょうか?
福井県海洋資源研究センター 河野展久所長 「日本海の海洋環境というものが、あたたかい環境が続いていて。あたたかい環境を好むブリの生息できる範囲が非常に広くなって、資源も増えている状態」
(「グッド!モーニング」2024年12月17日放送分より)