北九州市で中学生2人が男に刃物で刺され死傷した事件で、男が店に入ってから出るまで、わずか十数秒だったことが新たに分かりました。

 14日午後8時半ごろ、北九州市のファストフード店で中学3年生の男女2人が男に刃物で刺され、中島咲彩さん(15)が、死亡しました。

 その後の捜査関係者への取材で、男が入店して2人を刺し、わずか十数秒で店を出たことが分かりました。

 また、18日夕方、「店の方からあわてて走って来た人物を見た」と話す女性がANNの取材に応じました。

怪しい人物を見た女性 「黒っぽいジャンパーだったと思う、帽子かぶっていた。ナイフとか何も持っていなかった。とにかく走って帰った」

 警察は捜査の範囲を広げ、男の行方を追っています。