自民党の小林鷹之元経済安保担当大臣が9月の自民党総裁選で自身を支援した中堅・若手議員らと勉強会を立ち上げました。
自民党 小林鷹之元経済安保担当大臣 「日本の向かうべき中長期の姿、ビジョンをしっかりと議論をし、また社会の在り方ってどういうものであるべきなのか議論をし、そしてできれば、そこにたどり着くまでのアプローチ、いわゆる戦略をしっかりと作っていく」
勉強会のタイトルは「2050年のわが国のかたち・社会のあり方を考える研究会」で、中長期の国家ビジョンについて議論します。
初回の会合には浜田靖一元防衛大臣ら9月の総裁選で小林元経済安保担当大臣を支援した議員を中心に約30人が参加しました。
次回の会合は2025年の1月下旬に開催し、ジャーナリストの船橋洋一氏を講師として招く予定です。
小林元経済安保担当大臣は周囲に「総裁選に向けた勉強会では全くない」と話していますが、参加者からは「足場固めの面もある」との声も上がっていて、政策議論を通じて一定の支持を保つ狙いもあるとみられます。