総務省が発表した11月の全国の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除く指数が前の年の同じ月と比べて2.7%上昇しました。

 上昇は3年3カ月連続で、その幅も前の月と比べて0.5%となっています。

 食料品価格の値上げも続いていて、特にコシヒカリを除くコメは前年同月比で64.7%となりました。

 また、コシヒカリも61.6%上昇し、コメ類全体で見ても1971年以来、最大の上昇幅となっています。

 さらに、チョコレートは原材料価格の高騰によって29.2%上昇し49年ぶりの上げ幅となりました。

 コーヒー豆の価格も24.9%上昇し、比較可能な1986年以来、最大の上昇幅となりました。