サメ肌のような凸凹した塗装を施すことで飛行中の空気抵抗を減らし、燃費を改善できる世界で初めての旅客機が就航します。
日本航空がJAXA(宇宙航空開発機構)などと共同で開発した旅客機は、機体全体の約2割に凸凹した塗装が施されています。
国際線の大型旅客機の表面に直接、凸凹した塗装をするのは世界で初めてだということです。
この凸凹が飛行中の空気抵抗を約0.24%低減し、東京とフランクフルトの往復飛行で年間約381トンのCO2排出量と約119トンの燃料を削減できるということです。
全日空も機体に凸凹したフィルムを貼り付けた貨物機の運航を始めていて、春には国際線の旅客機にも導入する予定です。