ロシアが実効支配しているウクライナ東部のドネツクで10日、ウクライナ軍がスーパーマーケットを攻撃し、2人が死亡したとロシア国営メディアが報じました。

 ロシアが実効支配するウクライナ東部ドネツクで午前、ウクライナ軍が2階建てのスーパーマーケットを攻撃し、2人が死亡し、2人がけがをしたとロシア国営メディアが報じました。

 衝撃波などで近くのアパートやオフィスビルのほか、10台以上の車も被害を受けたと伝えています。

 また、親ロシア派組織「ドネツク人民共和国」の指導者はSNSで「朝のラッシュアワー中の攻撃だった」と非難していて、アメリカがウクライナに供与した高機動ロケット砲システム「HIMARS」が使われたと指摘しています。

 この指導者はドネツクの別の場所でも10日にウクライナ軍によるアパートへの攻撃があり、女性1人が死亡、4人がけがをしたと発表しています。