石破総理大臣はUSスチールの買収阻止命令を出したアメリカのバイデン大統領に対し、懸念を払拭(ふっしょく)するよう直接求めました。
石破総理大臣 「アメリカの経済界からも強い懸念の声が上がっていると、そういう懸念が両国に広がっており、この払拭を強く求めるということは私の方から発言した」
石破総理は13日朝、バイデン大統領とフィリピンのマルコス大統領とオンラインでの首脳会談を行いました。
海洋進出や経済的な威圧を強める中国を念頭に連携を確認し、来週発足するトランプ政権にも引き継ぐ狙いがあります。
石破総理はこの会談の場で、USスチールの買収問題について直談判しましたが、トランプ政権でも引き続き課題となります。