雨天時でも子どもたちが遊べる屋内型の遊び場を、仙台市が青葉区に整備する方針であることが分かりました。

 仙台市が新たに屋内型の遊び場を整備するのは、青葉区の市民プール跡地です。仙台市地下鉄東西線の大町西公園駅から徒歩で約5分とアクセスも良好です。

 郡仙台市長が市議会2月定例会で表明する施政方針に盛り込まれる予定で、関係者によりますと2025年度は基本計画を策定し、完成時期は調整中だということです。

 屋内型の遊び場をめぐっては、市議や市民団体から設置を要望する声が上がっていて、12月も宮城県の保護者でつくる団体が無料の施設を求める要望書と2300人余りの署名を郡市長宛てに提出していました。

 屋内の遊び場に注目が集まる中、宮城県庁には乳幼児のための1日限りの遊び場が登場し、家族連れでにぎわいました。

 子どもに遊ぶことの楽しさを感じてもらおうと、仙台市のNPO法人が設置しました。 会場は、子どもたちにはあまりなじみがない宮城県庁の18階に設けられた、キッズコーナーです。

 段ボールや牛乳パックなどを使って作られた手作りのおもちゃが用意され、子どもたちの笑顔と笑い声があふれていました。

 子ども「楽しかった」
 母親「街中に色々遊ぶ場所があるとうれしいなと思いますし、お家でなかなか狭くて遊べなかったりするので、広いところで遊べるのはいいかなと思っています」

 せんだいファミリーサポート・ネットワーク伊藤仟佐子代表理事「自分の子どもだけではなく他の子どもたちが遊んでいる姿も一緒に見てもらって、自分の子どもの成長だとかを感じてもらえる場所になればいいかなと思っています」

 遊び場は28日だけの限定開催ですが、団体では2025年度も子どもを対象とした様々なイベントを開催していきたいとしています。