宮城県亘理町内の高齢者施設で、1月に行われた新型コロナワクチンの接種の際に、誤って使用済みの注射器を他の人に使用するミスがありました。
亘理町によりますと1月、町内の高齢者施設で行われた新型コロナワクチンの3回目の接種で、入居者1人に対して使用済みの注射器を誤って使用したということです。
注射器の中にワクチンの薬剤が入っていなかったため、医療従事者が針を刺した時点でミスに気づきました。
誤って打たれた入居者に対しては、感染症の検査を実施し、今のところ健康被害は見られないとしています。
亘理町の山田周伸町長は「関係者におわびし、原因究明と再発防止策を徹底して参ります」とコメントを出しました。